こんにちは〜〜、梅雨空の下姉夫婦が遊びに来てくれて、はて?何処行こうか?歴女の姉も訪れた事がない、というので、千葉の歴史のある街佐倉を散策しましょ♪と訪れました。
私たちは去年からポイント、ポイントで見学していましたが、おさらいをしながら。
今回は順天堂記念館から。
佐倉藩の蘭医・佐藤泰然が蘭医塾と診療所を開いたところ。
日本の近代医学発祥の地として資料を展示してあり、当時の診療所の様子も伺えます。
麻酔の無い時代の外科医療の内容やその器具など、ちょっと見てるとゾワッ:(;゙゚'ω゚'):この時代に生まれてなくて良かった(^^;
2代目当主の尚中(たかなか)の長女・志津は私の出身校・女子美術大学の創設に携わった方と知って感慨ひとしお。志津さんがいなかったら女子美に通うことは叶わなかったんだなぁと感謝です。
さて、続いて向かったのは旧堀田邸。
コチラは去年も訪れましたが、佐倉藩の最後のお殿様、堀田正倫が明治維新後華族となり移り住んだ邸宅の一部です。
お屋敷のあった時代は広大な敷地があったのですが今はその一部が保存。それでも広々と入り口までの距離。
庭先のタイザンボクの花が立派。
さすがお殿様のお屋敷だっただけあり、立派な廊下と庭先が眺められます。
この縁側の梁の木の長さ十数メートルあるので、支えの柱1本しかないんです。だから景色も広々眺められる。
お殿様のお座敷は立派です。
湯殿へ続く渡り廊下素敵です。
こんな温泉宿だったら最高。
佐倉藩は十一万石の幕臣大名。江戸にも近く栄えていた様子が伺える街並みで、武家屋敷が保存されてます。
ここも以前拝見しましたね。
三件並んでいて、上級、中級、下級武家屋敷に見学できます。
上級武家屋敷は部屋数も多く床間も立派。
炊事場も広々し、従者の部屋もある。
こちらは中級屋敷かな。
一回り小さいかな。でもまだまだ立派。
中には鎧兜も飾られてますね。
玄関先の敷台に飾られた紫陽花も風情があります。下級屋敷でさえも、玄関先など立派です。
地方の外様大名家の下級武士の家からしてみたら充分過ぎる屋敷ですよね。
武家屋敷の道の先にはお城へ通じるひよどり坂があります。
整然と生えてる竹林、きれいな青竹が並んでいるので、手入れがなされているのがよくわかります。
江戸時代は毎日この坂道を登って武士たちは登城していたんでしょうね。
坂道の下になんか素敵なお家みーつけた♫
どうやら古書店みたいなんですけど、今はもう営業されてないみたいです。でも庭先がきれいになってるから手入れはされてるんですね。残念ですね。
お城へ続く坂道をあがると大手門跡の石碑があります。
目の前の広々としたところは今は中高校が立って国立歴史民族博物館もあるお城の跡地。歴博も何度か訪れてます。
隣りは佐倉藩の藩校跡なんですね。
なるほどこの一帯に立派なお城があった時代が想像されます。
もう一つのくらやみ坂を登って武家屋敷の駐車場に戻ります。
佐倉の歴史ある街を今回は充分堪能して見聞を広めることができましたよ。
姉はまた来てもっとじっくり見学したい!と言っておりました。また来てね♫